CASE STUDY

HR系社内管理システム

  • CASE STUDY
2025.02.03

残存予算

7500万円

工期

9ヶ月

開発言語

フロントエンド:Typescript(Nuxt.js)
バックエンド: Typescript(Node.js)
サーバー: Oracle Database

チーム構成

受注前: 不明(社内8名、他業務委託複数名)
受注後: 10名(社内8名、弊社10名)

課題発生の経緯

デフォルトアイコン

システム担当者様

開発開始から既に11ヶ月が経過している中で、社内の退職者が相次ぎ、開発体制の維持が困難な状況に陥りました。
本案件は既存システムの改修を目的としており、システム移行に際しては、数百万件のデータを新システムのDBに適応させる必要があります。
開発対象は、3つの画面に対しそれぞれ別の機能があり、3つの内1つの管理画面の画面実装については完了しているものの、その他の画面および内部の実装は未着手の状態でした。
さらに、社内メンバーは経験が浅い人材が中心であり、現場の指揮や顧客との折衝において厳しい状況が続き、最終顧客先が進捗に不安を抱いているため、早急に状況を改善する必要がありました。

対応策と結果

受注直後、最終顧客先に対して謝罪を行い、現状の報告と詳細な説明を実施しました。
その後、案件の進行を再編するため、3~5名で構成されたチームを5つ編成し、専任のPMおよびPMOを配置しました。
これにより、各チームの進捗を日単位で管理し、効率的に案件を遂行する体制を構築しました。全体のゴールとして、開発の進捗に応じて3ヶ月ごとに最終顧客先と合意した機能を納品し、定期的な報告会を実施することとしました。
本案件は非常に特殊で、弊社が実装および設計を並行して進める一方で、データ移行に関しては他開発会社と連携し、最終顧客先とテスト+検収作業を行う形となりました。
開発初期には大きな変革に対して関係者の戸惑いも見られましたが、進行に伴い最終顧客先の信頼を得ることができ、最終的には納期通りに納品しました。