開発言語
・フロントエンド: React
・バックエンド: Laravel(PHP)
・サーバー: Amazon Web Services(AWS)
チーム構成
受注前: 4名(ベンダー3名、社内1名)
受注後: 5名(社内1名、弊社4名)
課題発生の経緯
初めてのシステム開発で別開発会社に発注し、概要設計と要件定義を2ヶ月で完了しました。
納期は8ヶ月と伝えられ、週に2回の定例会議で進捗を確認し、詳細な要件を詰めました。
しかし、実際の成果物を確認できたのはテスト前で、開発の進捗確認が不足していたため、納品まで3ヶ月を切った段階で初めて成果物を見たところ、当初設定した機能要件は業務で使用できるレベルに達しておらず、意図した効果も得られないと判断しました。
また、求めていない機能が実装されており、サービスの根幹が成り立っていないことが判明。これではサービスの提供ができないと考え、開発会社を切り替え、Hornet様に依頼することを決定しました。
対応策と結果
別開発会社からサーバーのログイン権限およびソースコードが弊社に引き継がれず、連絡が途絶えたため、開発を最初からやり直すことを決定いたしました。
顧客には、残りの期日では対応が難しい旨を伝え、納期を6ヶ月に延長することで合意を取りました。
幸い、当初の概要設計の資料が残っていたため、それを基に再度設計を行い、Figmaを使用したラフ画上での確認を可能な環境を整備し操作感以外の作業工程に相違がないかの確認を行いました。
顧客側で印刷工場を運営していたことから、サービスの担当者様だけでなく業務に関わる担当者様全員に確認していただきながら進行しました。
結果、実際の業務に即した確認作業を行うことで、途中で発生するであろう問題点を早期に発見し、修正を加えながら納品まで進めました。